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日別アーカイブ: 2025年4月11日

人事評価制度を取り入れました。

僕橋本は昔から素朴な疑問がありました。

17歳から型枠を始めて、その頃は1日仕事をしたら8000円という給与を頂いてました。

勿論型枠を始めたばかりのクソガキには十分すぎるくらいの給与だと思います。

遊ぶ金欲しさに始めたこの仕事。

働いて、遊んで、休んで、遊んで、休んで、遊んで、働いて。

仕事もほどほどに自分一人生活していくのに必要な分だけお金があればいいと思ってました。

ところが22歳の時、子供を授かり家族を持つことになりました。

子供の出産に立ち会い、初めてわが子を抱いた時のあの気持ち、、、

僕が睡眠時間を削って、ズタボロになってでも働いて、家族を幸せにすると決意しました。

それから僕は本当に変わりました。

その当時、僕の1日仕事して頂ける給与は10000円。

家族3人生活していくにはホントにしんどかった。

僕は当時働いていた会社の社長に相談する勇気はなく、仕事が人並み以上できるようになればおのずと給与も上がるだろうと思っていました。

パソコンも夜掛け持ちして働いたバイト代で購入し、本屋さんに行きJWCADの参考書を買い夜のバイトがない時にパソコンを使い勉強。

ある程度JWCADの使い方が分かってきたので職長に直談判し、職長の仕事を奪う形で影の職長みたいな立場に。

夜はパソコンを使い図面の作成。

最初のころは間違いも多く、同僚にあいつはダメだと陰口叩かれ、ホントしんどかった、、、

自分の間違えた箇所はみんなが休憩してる間に1人で直し、日曜日もみんなに内緒で現場や倉庫に行き仕事してました。

僕は好きでそれをやってたので、残業代、手当、全く貰っていません。

会社やみんなに迷惑をかけてると思ってたので当然のことと思ってやってました。

そんなことをがむしゃらにやってきたお陰で、会社内で僕が1番働いてるし、会社に1番貢献できてると思うようになってきました。

そんな時周りを見渡してみると、、、

僕が1番給与が低かった。

その頃には自分に自信も持て、社長にも直談判を何度かした。

給与を上げてくれなんては口が裂けても言えない。

職長をやらせてください。と

会社に貢献できる1番の役職。

僕の憧れだった役職。

だが、断られた。

だけど、そのおかげで今の僕がある。

ホント前の会社には感謝してます。

それから独立をして、今では僕なんかについてきてくれるスタッフたちがいます。

僕はホント運よくここまでこれましたが、僕の周りでは独立したもののうまくいかない人たちが大半です。

僕なんか家庭、育児そっちのけで仕事ばっかして家族を犠牲にしてばかりです。

会社経営はホント伊達じゃないです。

そんな思いをするのは僕だけでいいんじゃないかと思ってます。

 

給与の話に戻します。

昔の建設業は、年功序列世界です。

僕より仕事に対する姿勢も、情熱も、向上心も、技術も、マナーもない人達が前の会社では僕より給料が高かった。

社長に媚びへつらい、ご機嫌取りした方が給料が高かった。

僕はそれを変えていきたいと思います。

自分で自分を評価し、皆で皆を評価し、最終的に社長と面談を行い給与、ボーナスの査定をしていけたらと思います。

スタッフの中には、家族優先、プライベート優先、そんな人も勿論います。

全然大歓迎です。

そんな人達も大切な仲間です。尊重します。

ただ、会社への貢献度で査定をするだけなので僕はこの人事評価制度は当然のことだと思っています。

まだまだ勉強途中で、この人事評価制度がうまくいくかわかりませんがこの間、橋本建工スタッフ、協力業者さんたちにこの話をして、協力を仰いだところです。

次のブログにてその人事評価制度の概要を軽く説明できたらと思います。

今日もお疲れ様でした。